結婚を機に、6年間勤めた五霞を一度退職したのですが、出産を経てもう一度働きたいと考えるようになりました。仕事と育児を両立している先生に相談し、やりがいも大変さもありのままに教えていただきました。「全部完璧にしようなんて思わないのよ」という言葉には、心が救われる思いでしたね。そこで、子どもを五霞に預けながら正職員として復職することにしました。毎朝一緒に園へ通い、子どもの近くで働けるのは安心です。担当クラスは子どもと別になるよう配慮してもらえるので、程よい距離を保てていますよ。2度目の出産後も仕事に復帰し、充実した日々を送っています。
五霞は、本当に働きやすい環境だと思います。仕事と育児を両立している先生がたくさんいますし、子育ての経験がある先生はもちろんのこと、若い先生も皆でサポートしてくれるんです。子どもに何かがあった時も、「お互いさまなんだから」と嫌な顔一つせずフォローしてくれるので、心強く、感謝の気持ちしかありません。人間関係の良さは、五霞の一番の魅力です。同じように仕事と育児を両立して頑張っている保護者の方からも、よく相談を受けます。保護者の気持ちに寄り添って対応することで、笑顔になっていただけるのが嬉しいですね。
中学生の時に保育園で職場体験をしたことが、保育士を目指すきっかけでした。小さいころから体操を習っていたので、そのスキルも活かせると考えましたね。専門の勉強ができる高校に進学し、実習や授業を通して保育について学んだところ、今までは気づかなかった先生という仕事の凄さを実感するようになりました。子ども一人ひとりへの対応の違い、ケガをしてしまった時の対処、保護者への配慮。短大でも勉強を重ねていく内に、先生方の細やかな気配りを心から尊敬するようになりました。
1年目から担任を任せていただいたのですが、いざ現場に立ってみると本当に大変で。どのようにクラスを作り上げるのが正解か、常に試行錯誤していました。子ども、保護者、先輩に支えていただいた1年でしたね。3年目は年少クラスの担任を任され、幼稚園が初めてという保護者から頼りにしていただくようになり、より責任が大きくなったのを実感しています。後輩も入ってきたので、自分の体験談を交えながら丁寧に指導することを心がけています。常に初心を忘れず成長し、皆から頼りにされる先生を目指したいですね。
元々は小学校の先生を目指していました.しかし、幼稚園の教育実習を経験したことから、初めて集団生活をする子どもたちに関われる仕事に魅力を感じ、幼稚園の先生になりました。新卒で入職した幼稚園を退職してからは、オーストラリアに短期留学をしたり、花屋さんでバイトしたりと、様々なスキルを身につけました。でも、幼稚園で仕事をしたいという思いは消えず、五霞幼稚園を紹介してもらい、人間関係の良さに惹かれて入職。学生時代から続けていたマーチングや水泳も含めて、今まで積み重ねてきた経験が今の仕事にも活きています。
現在は主任として、クラスの様子を見たり行事の計画書を一緒に考えたりと、先生をまとめる仕事をしています。重要な相談をされることが多く、自分の一言で方針が変わることもあるため、プレッシャーは大きいです。意識しているのは、いつも現場の先生たちの味方であること。なので、「村田先生が職員室にいると相談に行きやすい」と言ってもらえた際は嬉しかったですね。園長先生も、現場の意見をしっかりと聞いてくれるので、安心して仕事を進められます。現場の先生と上司をつなぐ役として積極的にコミュニケーションをとリ、皆が働きやすい園を作っていきたいです。
私は4年制大学に通っていたので、何があっても必ず4年は続けるという気持ちで仕事をしていました。3年目には初めて卒園児を送り出して、より一層仕事のやりがいを感じるようになっていたのです。当然、「4年目も正職員で担任を務めたい」と意気込んでいたのですが、急遽結婚することに。夫の家業である農業を手伝う必要があり、仕事を辞めなければならないかもしれないと葛藤していたところ、短時間正職員の制度が導入されました。不安もありましたが、園長先生と義両親に「絶対に大丈夫」と後押ししてもらい、短時間正職員として働くことを決意しました。
勤務時間は9時から16時までと決まっているので、その日の予定を立てやすいのが魅力です。早朝に農業のお手伝いをしてから出勤すると、1日を有効に使えたと達成感がありますね。農業は初めてのことだらけなので、何でも吸収する気持ちで頑張っています。短時間正職員としては、フリーで先生方の補助をしています。担任時代に大変だと思っていたことをサポートすることで、感謝してもらえることが一番の喜びですね。時には年長クラスの担任を代行して、時には赤ちゃんの世話をして。幅広い経験を積むことで、視野がさらに広がったと感じています。